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小学生の算数は中学、高校の数学の基礎

小学生の算数についてお話します。
小学生の算数で必要になるのは計算力と読解力、そして論理的思考です。
そんなに難しいことが小学生の算数で要求されるの?
というような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、
学年が上がるにつれて培っていくものなので、それほど心配することはありません。
ただ、小学生の算数は中学、高校の数学の基礎となるものですから、
基礎力はしっかりと身に着けておかなければなりません。
また算数は一度つまづくと後々まで苦手意識を引きずりやすいので、
親御さんのバックアップは不可欠であると認識してください。

まず計算力を養うには、百マス計算がおすすめです。

口コミでも、時間を計って毎日継続すれば、
計算力が飛躍的に向上するし、集中力も身に付くと評判です。
計算が速ければ、問題の見直しや考える時間にも回すことができますし、
単純ミスもしなくなり、何より自信を持つことができます。

次に読解力ですが、これは国語の学習に基くものなので、
親御さんが子どもと一緒に読書をして感想を述べ合うなどで、
読解力を養うようにしていくことです。
国語のこういった学習と同じように、
算数も、子どもの興味に合わせた文章問題をさせてみることです。
文章問題で何が書いてあるのかを理解できれば、
計算式にどのように当てはめるか、
一つの問題が理解できれば、似たような問題は苦もなく解けるようになります。

続いて、ちょっと心配の種になる論理的思考ですが、
推理算をこなすことによって養うことができるようになります。
推理算の詳細は、また別項でお話しますが、
問題集やパズル本など、たくさんの書籍が出ていますので、
親御さんが選んであげて、ゲームをやるような感覚で、
一緒に解いていくと必ず身についていきます。



百マス計算も毎日継続することが大切だとお話しましたように、
算数は継続することが、その力を養うことになります。
小学生低学年のうちは、親子でゲーム感覚で算数を楽しむようにしてください。



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小学生の国語での読み・書きの力を培う方法

国語は、よく全ての教科の基礎になると言われますが、
国語は、人生の基礎であり、人間のアイデンティティを決定づけるものです。
小学生の国語でそこまで?と思う方がいるかもしれませんが、
そこまでどころか、それ以上かもしれません。
その理由については別項に譲りますが、
それほどのものであるという認識はしておいた方がいいと思います。

ところで国語を勉強するにあたり、
何かコツみたいなものがあるのではないかと考える人が多いようですが、
いかに読解力を培っていくかがコツというのか、大切なことだと思います。
読解力を培うためには、読解力というくらいですから、
まず読むことから始めなければいけないでしょう。
何を読むのか、それはもちろん文章です。

でもいきなり文章というと、つらくなりかねませんので、
できれば小学校に入学する以前から、
絵本などを使って読み聞かせから始めるのが無難かもしれません。

小学校以前から読み聞かせが習慣化していると、
小学校に入学しても、教科書にいち早く順応していけるはずです。
また読み聞かせが上手くいかなかった場合では、
漫画を使うという手もあります。
エッ?漫画!?と思う人もいるかもしれません。
でも漫画だって立派な読み物には違いありません。

また親子の会話も国語能力を高める効果が大きいです。
親子の会話の中から、子どもは自然といろんなものを学んでいきます。
だから、子どもに話しかけるときは、
できるだけ美しい言葉を使うよう心がけてくださいね。
例を挙げるなら、それこそ「美しい」や「かわいい」でもいいのです。
耳に心地よさをもたらすことができるような言葉を選んで会話をしてみてください。



蛇足的に書きますが、親子の会話が弾む場面というのは、
やはり夕食のときなのではないでしょうか。
であるのなら、テレビはご法度にしてくださいね。

さて話を戻しますが、国語で次に大切なのが書くことです。
子どもの書く力を培わせるには、やはり書くことを練習するしかありません。
ではどうやって練習するのか、一番効果的なのは親子の交換日記です。
おそらく子どもの書いてくる内容というのは、
最初のうちは文章の体を成していないようなものかもしれません。
しかし、それでも親御さんは、文章を構成するにあたっての5W1H、
または起承転結といった基本的なところはしっかり踏まえて書くようにしましょう。
交換日記は子どもの書く力を培うだけではなく、
親子の貴重なコミュニケーションにもなるので、
まさに一石二鳥の方法と言えるでしょう。



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公立中学と私立中学

学校教育法が改正されて以来、中学・高校併設の一貫校が増え、
近年では中高一貫校が脚光を浴びるようになり、
高校受験の負担が少ないというメリットも手伝い、
子どもに中学受験をさせる親御さんが増えてきました。
ここでは公立中学と私立中学、入学のメリットについてお話します。

その前に確認しておきたいのが学費の問題です。
平成18年度、文部科学省が行った「子どもの学費調査」によりますと、
公立中学の場合、3年間の学費が141万5256円に対し、
私立中学は418万2253円と、公立中学の約3倍となっています。

3年間でかかる学費のことを確認した上で、
公立中学校と私立中学校のメリットを、
基本的な部分だけ挙げてみましょう。

公立中学の場合、基本的に学区制ですから、
自宅からそう遠くないところへの通学になるので、
時間の自由さが生まれますし、小学校のころからの友だちも多く通うので、
入学当初から慣れた雰囲気で通うことができます。

それに対し、私立中学の場合、受験合格した生徒ばかりなので、
学力的な偏りが少なく、学習指導も密度が濃くなります。
そして高校受験をしなくても済むこともメリットしては大きいでしょう。

公立中学、私立中学のメリットについては、
他にもまだいろいろあると思いますが、
自分の学区にある公立中学や、通わせたい私立中学によって異なります。
これらのことを踏まえた上で、比較検討されてはいかがでしょうか。



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小学生に塾や英語教室は本当に必要か

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もともと日本は教育熱が比較的高いと言われてきましたが、
最近は少子化の影響もあってか、さらに教育への関心が高まっているようです。
あるデータによると学習塾に通い始めるのは小学校4年生からというのが多くなっています。
ただし、これは中高一貫教育の学校が増え、中学受験者が以前に比べ急増していますし、
また進学塾でも小学校4年からの受験勉強を推奨していることも影響しています。
しかし、中学受験するしないに関わらず、子どもを学習塾、
或いは英語教室に通わせるかどうかで迷っている親御さんは多いようです。

どちらがいいのか、ここでその是非を決めるものではありません。
例えば、家ではいくら口うるさく言っても、まったく勉強しなかった子どもが、
学習塾に通うようになってから、家でも勉強するようになった、そんな話はよくあることです。
しかし、それとまた逆の結果もあるのは事実です。
つまり「早期教育」に関しては、
今もって賛否両論互いに譲らず甲論乙駁してまとまっていないのです。
だから是非は決められないという訳です。

ただ一つ言えるのは、学習塾に通うことで出てくる影響というのは、
子どもの適性によって違ってくるということではないでしょうか。
学習塾に通わせることによって勉強に励むようになる子ども。
通わせずにいて、自主的に勉強するようになる子ども。
こればかりは千篇一律の扱いという訳にはいかないでしょうし、
それがまた教育の難しい一面でもあるのです。

でも子どもの適性を判断するのは、小学生では無理です。
そこはやはり親御さんが、子どもとしっかりと話をするなどして、
的確な判断をしてあげることが大切です。

英語教室も同じことが言えると思いますが、
親御さんに勘違いしていただきたくないのは、
国際人としての視野を持つためであるとか、
グローバル感覚の養成などといった視点で子どもを通わせることです。
正直な話、小学生には無理な相談であるということは覚えておきましょう。

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「読み・書き・算盤」ができるようになれば一人前

テレビや新聞・雑誌等で、最近よく取り上げられているのが、
始業時間前の30分程度を「朝読書」の時間として、
子どもたちに好きな本を黙読をさせる小学校が増えているということです。
昔は「読み・書き・算盤」ができるようになれば一人前と言われましたが、
「読み」が最初に掲げられていることからも、
読むことが如何に大切かを、昔の人は知っていたのです。

言うなれば、今、小学校で「朝読書」を励行しているのは、
「読み」を大切にする原点に回帰したということではないでしょうか。

では読書の効果は、どういったことが考えられるのでしょう。

まず一つには読解力が身に着くという効果があります。
読解力とは読んで字の如く、読み解く力です。
しかし読み解く力というのは、必ずしも活字を読み解くだけのものではありません。
相手の伝えたいことを正確に読み取る力と言ってもいいでしょう。

話は横道に逸れますが、「書き」というのは、
自分の伝えたいことを正確に表現することです。
だから、読書感想文というのは、文字通り「読み・書き」なのです。

話を元に戻しましょう。
読書が大切であるのは言うまでもないことですが、
では、どのような本が良いのでしょうか。
これは子どもの感性でかなり違ってきます。
ですから、親御さんが良かれと思って買い与えるよりも、
親子で図書館に行って、自分で選ばせることです。
低学年の子どもでしたら、絵本を選んだとしても問題ありません。
絵本を読むことも、立派な読書です。

もし今はまだ読み聞かせをしているというのであれば、
読み聞かせは続けてあげてください。
読み聞かせすることで、本の共有をしているのですから、
感想を話し合ったりすることを続けていけば、
自ら本を選ぶようになっていくはずです。



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小学生低学年が勉強のやる気を出すのは親御さんの勉強

自分が子どものころのことを振り返ってみれば、
親から「宿題やったの?」と聞かれ、「今やる」と応えておきながら、
何もしないなどという経験が誰でもあるのではないでしょうか。
そんな経験があるのだから、親となった今、子どもが宿題をしないのも当たり前、
という訳にもいかないのが現実で、やはり子どもには勉強をしてもらいたですよね。
では子どもが勉強のやる気を出す方法はあるのでしょうか。

勉強のやる気を出す方法というのは、
言い換えれば勉強に対する意欲を持つということです。
意欲を持ってもらうには、やればできるという気持ちを持たせることです。
そしてそれには自分自身を肯定する気持ちを育むことが大切です。

自分自身を肯定するといっても、小学生がそんなことは簡単にできません。
そこで親御さんの出番となるのです。
勉強を習慣にするように仕向け、ひとつ終えたら必ず褒めてあげることです。
もし問題を解かせ、答えが間違っていても叱責したりしてはいけません。

正答している個所が必ずあるはずですから、
間違っている個所を、「これ違っている」と指摘しても、
「でも、こっちは合っている、すごいね」というように、
最後は必ず肯定することで話を締めくくりましょう。

もっと具体的な例を挙げますと、
「この子は足し算はできるけど引き算ができない」と言うのと、
「この子は引き算がちょっと苦手だけど、足し算はよくできる」と言うのでは、
どちらが子どもの意欲を高めるかお分かりでしょう。

低学年の小学生は、親に褒められることで、
それ以上に褒められたい一心で勉強するものです。
その意味でも、いかに肯定してあげて、褒めるところを見つけてあげるか、
これは親御さんの勉強でもあるのです。



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勉強のやる気を出す方法

勉強のやる気を出す方法で何か良い方法はないだろうか?
子どもが小学生になると、そんなことを考えるようになるのが親の常です。
「鉄は熱いうちに叩け」の格言のとおり、
小学生の低学年から、毎日の勉強の習慣をつけるのは大切なことです。
高学年になると、学習内容も高度になっていきますので、
早いうちに勉強の習慣はつけておかなければ、あとあと大変になります。

ではどのように勉強の習慣をつけていけばいいのか、
ひとつの方法論を挙げてお話します。

これは大人でも同じですが、目標を決めて達成感を味わうことで、
また次なる目標を作ることができます。
子どもが帰宅したら、時間を決めてすぐに宿題を片付けさせます。
そして宿題が終わったら、必ず目を通してあげて、
できていれば「良くできた」と褒めてあげましょう。
もし間違いが見つかったなら、どうしてそうなったのかを尋ね、
考え方や、ものの見方を変えるように導き、
あくまで自分の力で答えを導き出すように仕向けてやってください。
そして正解を導いたなら、思いっきり褒めてやります。

宿題が出されないこともありますので、
その時は、漢字の書き取りを20問やらせたり、
計算問題を20問やらせたりするなど、目先を替えて、
帰宅後、毎日決まった時間だけは勉強机に向かわせるようにします。
そして、できたなら必ず答え合わせをして、褒めてやりましょう。

他にも朝、学校に行く前に10分程度の時間を決めて、
漢字の書き取りや計算問題を解かせる、
そしてできたら大いに褒めてあげることが、
勉強の習慣をつけるのには大切なことです。

この繰り返しによって、子どもは自己肯定ができますし、
モチベーションの継続ができるようになるので、
勉強が習慣になるにはそれほど時間を要しないはずです。

時として三日坊主で終わってしまう子どももいるかもしれませんが、
その場合は、決して叱責してはいけません。
あくまで子どものできる範囲で、親御さんが違う目標設定をすればいいのです。

さて、子どもが勉強の習慣をつけようとしている時、
親御さんがしなくてはならないことがあります。
外出など外せない用事がある場合を除いて、
一緒に勉強するようにしましょう。
子どもが勉強している間、テレビや雑誌を見るのはもっての外です。



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小学生の学習計画の立て方

小学生のうちは、親御さんが学習計画を立て、
勉強のスケジュールを管理するご家庭も少なくないと思います。
けれど中には、どれくらい勉強をさせていいのか分からず、
学習計画を立てることはおろか、勉強スケジュールも子ども任せ、
などという親御さんも結構いると言われています。

いったい小学生は1日にどれくらい勉強させるのが良いのでしょうか。
多くの学校は「学年×10+10分」以上の家庭学習をするよう指導しています。
例えば子どもさんが小学校3年生であれば、
「3(年生)×10+10分」なので、40分の勉強時間になります。
小学校4年生であれば、50分の勉強時間となります。

集中力という観点から考えると、小学生の場合、
学校の授業と同じように50分前後と言われていますので、
それくらいが適当な勉強スケジュールということになります。

直近の調査で、小学生の平日の勉強時間の統計を取ったところ、
1~2時間未満が38.4%、1時間未満が34.4%、
2~3時間未満が17.6%という結果が出ています。
全学年の小学生を対象としていますので、
一概には言えませんが、高学年になるにつれ、
勉強時間も増える傾向にあるのは確かなようです。

ただ学習計画を立て、勉強スケジュールにきっちり合わせ、
毎日、勉強机に向かわせるようにすると、
子どもさんのモチベーション維持も難しくなりますし、
高学年になれば、反抗的な行動に出る可能性もあります。

小学生ともなると、進級するにつれ友だちも増えていくでしょうし、
そういった付き合いも増えるのですから、
その辺は、子ども様子を見つつ、常に会話をしながら、
学習計画を立てていくようにするのが望ましいと言えます。

もちろん中学受験を考えての勉強スケジュールであるなら、
子どもの目的意識も明確になっているでしょうから、
それなりに勉強時間を増やしていかなければならないかもしれませんが、
それでもやはり、遊ぶ時は遊び、勉強する時は集中するように、
親御さんの管理をしっかりすることが大切です。



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